こんにちは、HIROROです。
今回は岡田茂吉文庫の第72弾としまして、
神慈秀明会教学室『会主様ご講話集 一』を紹介します。
本書は独立して間もない昭和45~46年(1970~1年)にかけて
神慈秀明会の研修会や世話人会において会主・小山美秀子氏が講話した内容をまとめたものです。
他の神慈秀明会の本と同様に世界救世教への批判が随所に見られます…^^;
一方で岡田茂吉在世時の世界救世教に対しては特に批判は行っておらず、
例えば初代管長については「大草管長先生」など尊称で表記されております。
また武者小路千家の久米てる氏とも親交があったことを記しており、
久米氏が姑問題で悩んでいたが、病床に伏した義母からアイスクリームを食べたいと言われ、
雪の降る寒い日に庭に出て外で凍えながらアイスクリームをつくり、これまで一度も
感謝やねぎらいの言葉をかけてくれなかった義母から初めて温かい感謝の言葉を頂いて、
数十年来の苦しみが一挙に吹き飛んでしまったというエピソードを小山氏に語ったそうです。
他にも興味深い話が多数収録されております。
たまに古書で見かけますので興味がある方は手に取ってみて下さい。
①タイトル
『会主様ご講話集 一』
②著者・編者
神慈秀明会教学室
③出版社
神慈秀明会事業部
④出版年月
2010年3月
⑤サイズ
A5版
⑥頁数
360頁
⑦目次
一 ご神格
二 ”おひかり”のお取り扱いについて
三 汝が耳は木耳なるや
四 取次者
五 子どもを抱えてもご用する因縁
六 ご霊光
七 信仰の中心
八 明主様紀元
九 パウロ
十 桃太郎
十一 救世主(メシヤ)降誕仮祝典
十二 救われる側から救う側に
十三 お盆とお彼岸
注釈
イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)
コメント