こんにちは、HIROROです。
一か月ぶりの更新となりますが、
ちょうど連載をはじめたばかりのシリーズ(紛争について)において、
昨日大きな動きがありましたのでご報告しておきます。
まず、包括法人 世界救世教のホームページ上(信徒のページ)にて、
2023年6月28日付で一点の文書がアップロードされました。
(実際にホームページが更新されたのは7月2日だと思われます)
題目は「「全面勝訴」のお知らせ- 静岡地方裁判所沼津支部により判決が言い渡されました -」でして、
内容のポイントとしましては以下の3点となります。
①静岡地方裁判所沼津支部にて世界救世教側の主張が認められた全面勝訴判決が出たこと
②主之光教団が不当占有している「総本部事務所 5 階」と「碧雲荘」の明け渡しを求めていくこと
③2023年6月15日の地上天国祭に合わせて『世界救世教とは――明主様に倣いて』を発刊したこと
①につきましては、過去記事でも解説しましたが、
近年の騒動にて以下の図のように教団が分裂・独立していましたが、
実は世界メシア教(世界救世教主之光教団)はこれを認めておらず、
「ウチは包括法人に含まれている!」と主張していました。
これが裁判で争われていましたが、退けられたということです。
②につきましては、こちらも聖地に関する過去記事で少し触れていましたが、
図中央あたりの「世界救世教主之光教団 東方之光」と記載しています建物のことでして、
(※2023年7月4日01:00時点ではGoogleマップ上では「世界メシア教」となっています、
Googleマップのスクショが禁止されていますので止む無く文面で説明)
こちらと、岡田茂吉が亡くなった場所である碧雲荘につきまして、
世界メシア教(世界救世教主之光教団)が不当に占拠しているので明け渡すよう求めているということです。
③につきましては、2018年11月15日に世界救世教から発行された『世界救世教とは――明主様の御教えに求めて』に続き、
2023年6月15日に『世界救世教とは――明主様に倣いて』を発行したということです。
こちらはHIROROは未読のため何とも申し上げられませんが、
包括法人である世界救世教、被包括法人の世界救世教いづのめ教団&東方之光が
より一層、手を取り合って強固な関係で臨んでいくという決意表明だと考えられます。
一方で、世界メシア教の方としましては現時点本件に関する文書は出されていません。
そもそも「世界救世教の現状」ページでは2021年5月12日を最後に発行を停止しており、
2022年6月29日付の世界救世教発行「最高裁判所により特別抗告が棄却されたことのお知らせ」
に対してもノーリアクションでした。
HIROROも全ては確認できていませんが、
世界メシア教のホームページやSNS上では
新たな聖地建設を目指しているような記述もみられるため、
今回を機に過去の分派教団と同様の動きとなるのでしょうか。
シリーズ第2回目にして結論を述べてしまいましたが、
現在から過去にさかのぼって解説するのも一案かと考えましたので、
次回(第3回目)は2020~23年のやりとりを振り返ってみたいと思います。
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