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「文字商標「世界メシア教」を巡る裁判に完全勝訴 知的財産高等裁判所による判決が確定」に関してコメントします

論考
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こんにちは、HIROROです。

浄化中ですが気になりましたので少しだけ書かせていただきます。

まず24年6月11日付のニューズウィーク日本版において、
「プレスリリース」としてタイトルの表題にて記事が発表されました。

文字商標「世界メシア教」を巡る裁判に完全勝訴 知的財産高等裁判所による判決が確定 | プレスリリース | コラム|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

このニューズウィーク日本版ですが、有料でプレスリリースするもので、
自サイトで発表するよりも広く伝わるというメリットがあり、
過去にも世界メシア教(世界救世教主之光教団)は利用してきていました。
なかなか世界メシア教(世界救世教主之光教団)の自サイトで発表されないと思ってましたが、
本日(6/21)Facebook上で発表されたようです。
「完全勝訴」という文言は、世界救世教側の「全面勝訴」に対する意趣返しでしょうか・・・^^;

さて、内容としましては「世界メシア教」という商標について、
18年10月に出願していましたが、実は世界救世教と係争中でして、
今回、世界救世教の主張が退けられて利用可能になったというものです。

過去記事でも各教団の商標登録について取り上げましたが、
東方之光所属のHIRORO的にも今回の件は世界救世教側が厳しそうだと感じていました。
最終的な審決の内容は未確認ですが、これまでの経過から一部HIROROの推測を交えながらコメントします。
(間違っていたらご指摘いただけますと幸いです)

なお、特許情報プラットフォームにて「世界メシア教」で検索しますと、
係争内容の履歴が確認できますので是非ともご一読ください。
(本日時点で23年9月に否決された内容まで確認できます、ちなみに長文で表現も分かりにくいです)

まず全体の概要としましては、世界救世教主之光教団が商標登録した「世界メシア教」について、
世界救世教が無効であると訴えたため、世界救世教が請求人、世界救世教主之光教団は非請求人となります。

請求人(世界救世教側)の主張を簡潔にまとめますと、

・「世界メシア教」の出願の経緯に社会的相当性を欠くため「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標」に該当する
・世界救世(きゅうせい)教は元々「世界救世(メシヤ)教」と呼称していたため、「世界メシア教」の名称は紛らわしい

の2点となります。(※この他にも色々と書かれてますが割愛します)

これに対し非請求人も諸々反論しまして、23年9月時点の否決理由としましては、

・「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標」とまでは言えない
・長年「世界救世(きゅうせい)教」と呼称してきたため、「世界救世(メシヤ)教」と紛らわしいとまでは言えない

とのことでした。

これで世界救世教主之光教団は正式に商号(教団名称)も世界メシア教に変えるのでしょうか?
今後の動きが注目されます。

別件ですが、「意匠登録1771352」にて世界救世教主之光教団が23年11月に何らかの意匠を出願してまして、
秘密意匠のため確認できませんが、こちらが24年5月に登録されました。新しい「お光」ですかね?

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