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文:佐藤時朗 画:岡田嘉夫『絵ものがたり明主様 光炎』(@岡田茂吉文庫)

岡田茂吉文庫
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こんにちは、HIROROです。

昨日アップしました島田裕巳『日本の10大新宗教』ですが、
Twitterにてご本人からリツイート頂きまして興奮しております(笑)
(実務はスタッフの方かもしれませんがありがとうございました!)

さて今回は岡田茂吉文庫の第七弾としまして、
『絵ものがたり明主様 光炎』上下巻を取り上げます。

本書はメシアニカゼネラル(現・エムオーエー商事)から
1980年(上巻)と1981年(下巻)に発行された絵本です。
内容は岡田茂吉の生涯を絵本にして詳細に描いています。

作者の佐藤時朗氏は1930年生まれの童話作家で、
『おしゃけさま』、『るり色の馬』などの作品があるそうです。

作画担当の岡田嘉夫氏は源氏物語などの
古典文学作品の挿絵を数多く手がけてきまして、
本書でもその力強い画風で岡田茂吉を描いています。

同書が発行された1980年は教団の一元化(1972)が達成し、
小さな混乱はありつつも(松本外事対策委員長がにらみをきかせて対応)、
教勢を更に拡大しようとしている時期でしたので、
新たな宣教ツールとして期待されたものと思われます。

①タイトル
『絵ものがたり明主様 光炎』
上巻・下巻

②著者・編者
文:佐藤時朗 画:岡田嘉夫

③出版社
メシアニカゼネラル

④出版年月
上巻:1980年12月
下巻:1981年6月

⑤サイズ
A4判

⑥頁数
上巻:111頁
下巻:111頁

⑦目次
上巻
 ご誕生
 ご両親
 雪の日のあつい心
 長昌寺
 紋三郎河岸
 優しい心
 哀れな二人の老人の話
 画家を志す
 病気が迫ってくる
 闘病
 菜食療法
 第二の自分
 プラグマチズム
 蒔絵
 父の死
 小間物店「光琳堂」
 岡倉天心をたずねて
 進取の気性
 正直流
 死の淵
 信用は財産
 岡田流
 母の死
 旭ダイヤ
 社会愛
 代償を求めぬ愛
 新聞発刊を志す
 打ち重なる悲しみ
 新生
 神縁
 新たなる決意

下巻
 大いなる使命
 大森の頃
 信仰の道ひとすじ
 鋸山の朝
 七尾の子
 立教
 玉川宝山荘
 試練の始まり
 官憲の弾圧
 たゆみなき努力の日々
 人づくり
 自然農法の研究
 流転の日々
 疎開の奨励
 箱根・熱海へ
 平和来たりて
 天国をこの地上に
 心が心を呼ぶ
 神仙郷造営
 箱根美術館建設
 瑞雲郷造営
 よこしまな風
 偽りの現代文明
 本ものと贋もの
 世界の苦しみを治す手
 一分一秒の無駄もなく
 愛の援助金
 室生寺のこと
 ご昇天

イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)

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