こんにちは、HIROROです。
今回は岡田茂吉文庫の第45回目としまして、
原澤拓廬『見よ救世主を 救いの大予言』の紹介を行います。
以前取り上げました原澤拓廬氏の二冊目の著書です。
前著では触れていなかったのですが、原澤氏の著書の構成の特徴としまして、
小項目ごとに「歌(岡田茂吉の)」「歌の解説(短い文章)」「歌に関連する内容」となっていまして、本書も同様です。
例えば、「キリストは言った」の項では、「キリストの 奇蹟を今に 顕はしつ 世人を救う 人造るわれ」の歌が初めにあり、
その歌の解説が6~7行で記され、そして本論(数ページ)に移るという内容となっています。
1972年に記された前著から15年後に出された本ですが、
前著が自叙伝的な要素が多かったの対し、本書は目次の題目のようなトピックスに対し、
岡田茂吉のみ教え・論文を織り交ぜながら、自身の体験とともに解説する内容となっています。
また本書カバーの前袖には民社党委員長をつとめた塚本三郎氏が文を寄せています。
印象的なのが、岡田茂吉のことを本書では「M・O」と表記しまして、
巻末の262頁になって初めてM・Oが岡田茂吉であることを明かすという手法をつかっています。
特定の宗教書ではなく、広く世の中の人に読んでもらう意図があったのでしょうか。
入手性はかなり悪いかもしれませんが(HIROROもたまたま見つけました)、
岡田茂吉に実際に会った方の貴重な手記となっていますので、
是非とも読んで頂きたいです。
①タイトル
『見よ救世主を 救いの大予言』
②著者・編者
原澤拓廬
③出版社
現代出版社
④出版年月
1987年1月
⑤サイズ
四六判
⑥頁数
270頁
⑦目次
はしがき
救世主出現の予言
お釈迦様は言った
キリストは言った
弘法大師は言った
日蓮大聖人は言った
出口直開祖は言った
M・Oは言った
人間の造り主
M・Oとの出会い
夜昼転換 イ 地獄の始まり
夜昼転換 ロ 天国の始まり
今日までの歴史
人間の造り主
万物の霊長人間とは何か
迷信とは何か
霊主体従の法則
病・貧・争の解決
幸福について
医学の歴史
ストレスと癌
病気の真因
貧乏と富の原因
争いと和の原因
気持よい日常生活
幸福についてのまとめ
救世主の出現
二十一世紀の世界の指導者の資格
救世主は誰だ
「東方の光」の真の意味
自然食と自然農法
奇蹟
浄霊
神の芸術完成
M・Oとは誰か
あとがき
イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)
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