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中島多加仁『超宗教 医学・農業・芸術の革命児 岡田茂吉の霊子科学』(@岡田茂吉文庫)

岡田茂吉文庫
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こんにちは、HIROROです。

今回は岡田茂吉文庫の第24回目としまして、
中島多加仁『超宗教 医学・農業・芸術の革命児 岡田茂吉の霊子科学』を紹介します。
(前回に続いて分派教団側の本の紹介となります)

著者の中島多加仁氏は一元化で離脱した大栄教会(五六七大栄会、現・聖観音教会)の
二代会長・中島三千彦氏の長男で、この他にも岡田茂吉に関する本を多数執筆しています。
なお、聖観音教会は現在も法人として登録されていますが、
教団(宗教)活動は2000年頃に終息したとみられ、
中島氏はその後、各種事業を手掛け、現在も占星術師として活躍されています。

詳細は是非とも本書を実際に読んで頂きたいのですが、
中島氏は宗教家の一族として生まれたことに苦悩しつつも、
二十歳の時に大きな交通事故に起こして奇蹟的に助かった経験より、
五六七大栄会に就職し、また救世神教(現・MC救世神教)に修行に行ったそうです。
(救世神教の管長と縁戚関係にあったとのことです)
そこで教理の研鑽につとめて膨大な知識を取得し、その後の岡田茂吉研究のベースを築きました。

また中島氏の奥様が神慈秀明会の信徒だったそうで、
複数の岡田茂吉を祖とする教団を客観的にみる機会を得たことも、
中島氏の岡田茂吉研究の重厚さに繋がっているのかもしれません。

ちなみに聖地造園に関して否定的な考えを持っていますので、
本書の中では世界救世教や神慈秀明会に対しては厳しく書かれています。
(若干、世界救世教に対しては優しく表現されていますが)

その他の特徴としましてはEM菌については推奨する立場をとっています。

さいごに、参考文献としてあげている本の画像を載せておきます。
今はもう入手が困難なものも散見されますので大変貴重ですね。

①タイトル
中島多加仁

②著者・編者
『超宗教 医学・農業・芸術の革命児 岡田茂吉の霊子科学』

③出版社
たま出版

④出版年月
1996年12月

⑤サイズ
B6判

⑥頁数
279頁

⑦目次
プロローグ 神と人との「真釣り」合い
第1章 岡田茂吉の人類史的な意味
 茂吉のこの世における目的
 医学の未来を予見していた
 地球は滅亡しない!?
 滅亡の未来とは「夜の終わり」のこと
 喉元過ぎれば熱さを忘れる国民性
 茂吉の三位一体論
 岡田茂吉の宗教批判
 悪口を言って、最後は笑いにする
 フューダリズムからフューチャリズムへ
 ナンバーワンからオンリーワンへ
 宗教変革への道
 死後の世界を究明する
 地球人流人説
第2章 唯物教育が生み出した魔性
 子どもたちを狂暴化させるもの
 天才を凡人化する子どもたちの環境
 唯物教育が子どもの嗜虐性を生む
 人智学における人間の四つの気質
 四魂説と現代宗教
 ミロクの世の教育
 イジメ、差別を生み出す構造
 独自性を喪失したイジメ社会
 茂吉の宗教的心情に違背する教団
 「水墨画」的人間と「西洋画」的人間
 岡田茂吉の霊子科学
 唯物教育はバカを作る
 二十一世紀には外氣功から浄化療法へ
第3章 日本浄化療法『浄霊』はなぜ誤解されたのか
 根本療法・予防医学としての「浄霊」
 集団食中毒は「食」文化の分岐点
 すべての災害は地球の自然良能力
 「祈り」は「意宣り」である
 人の運は「食」にあり
 食生活は幸不幸を決定する
 食べ物の陰陽で運気も変わる
 近代医学が難病を生んでいる
 人間は向上すれば神となる
 人間は神と獣の中間点
 反省をヤメ、嫌疑を起こす
 運命の転換点となった交通事故
 神は祈る対象ではない
 疥癬が魂を浄化する
 宗教は信じるものではない
 芸術感覚ではなく感覚芸術を
 宗教をもっとも嫌った宗教家
第4章 予言をしない予言者
 茂吉の出現は神の経綸
 美の世界への憧れを育む
 美の形骸と化した美術館
 救世教には「枝葉ばかりで幹はいない」
 「浄霊」と「真光の業」との根本的な違い
 浄霊で病気は治らない!?
第5章 歪曲と捏造ー岡田茂吉の悲劇
 人は人を救うなかれ!?
 宗教の愚かさ、組織のおぞましさを知る
 聖地信仰者の唯物的気質
 信仰者が目を覚ますとき
 人類史は食料争奪の歴史
 太陽黒点の謎を解明するために生まれた
 人間のエゴで蓄積する「地球のストレス」
 EM活動は無害で見返りを求めない
 酸性雨はEMで解消できる
 二十一世紀は霊性時代
第6章 ミロクの世、水晶世界の超予言
 公開した予言はすべてハズレる
 医者は石屋の流れを汲む
 医者が医学の誤謬と薬毒に気づく
 信仰者の短絡手段としての「祈り」
 ニセモノ追放策のための「法難」
 新宗教を潰した方がよい
 地上天国の雛形づくり
 月の系統から日の系統へ
 医学の進歩が病気の元凶
 身魂磨きのコツは「頑張らない」こと
 世界的大浄化時代の日本の役割
エピローグ 医者こそ宗教家たれ
参考文献

イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)

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