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救世神教資料集成委員会『谷元先生 求道と伝道のご生涯』上巻(@岡田茂吉文庫)

岡田茂吉文庫
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こんにちは、HIROROです。

今回ですが岡田茂吉文庫の第48弾としまして、
『谷元先生 求道と伝道のご生涯』の上巻を紹介します。

これまで岡田茂吉文庫では上下巻に分かれる書籍につきましては、
まとめて取り上げてきましたが、今回の本は内容が濃いため分割しました。
下巻は近日中にアップしますのでよろしくお願いします。

さてさて、本書ですが先日ミロクコミュニティ救世神教さまを訪問しました際、
同敷地内の「しんせん」さま(売店)で購入させて頂きました。

まず本書は同教団の開祖・後藤英男氏(谷元先生)の伝記となっていまして、
構成としましては、題目+後藤氏が詠まれた御歌(題目に関わる)+詳細な内容、となっています。

本書の「はじめに」によりますと、後藤氏が亡くなられた1989年の同教団会報「光明世界」から
「懐恩記」の連載がスタートしまして、2015年まで104回の連載が行われまして、
その内容を上下巻の書籍としてまとめられたとのことです。

上巻は誕生~世界救世教からの脱退・独立までが記載されていまして、
世界救世教の教団史を学ぶ上でも重要な内容が盛りだくさんとなっています。
上巻(1929~1970年まで)の後藤氏の年譜は以下の通りです。
(本書巻末の略年譜より抜粋)

・1929年:誕生
・1943年:肺病を罹患
・1945年:浄霊により肺病が治り入信
・1946年:三重県の布教開始
・1947年:日本観音教五六七会 窪田 後藤教導所を開設
・1949年:日本五六七会三光会に改称
・1950年:世界救世教光栄中教会に編入(津支部長を拝命)
・1951年:津支部が三光教会に昇格、名称を五光教会と改名
・1952年:五光教会を返上し中京教会津支部長として再出発、結婚
・1956年:中京教会津支部から五光教会に昇格(再昇格)
・1962年:世界救世教 青年会事務局長に就任、三代教主推戴の辞を担当
・1964年:世界救世教 理事(最年少)に就任
・1966年:理事の任期満了
・1970年:世界救世教からの脱退・独立、「救世神教」を設立

後藤氏は世界救世教の教団内で若手のエースとして活躍されました。
1964年からは本部で理事を務めることになりますが、
そこで教団内部の腐敗ぶりに辟易としながらも1966年まで務めあげますが、
その後、一元化で九州地区本部長を命じられたこと(事実上の左遷)により離脱を決意します。
後藤氏の法系としましては、岡田茂吉ー渋井総斎ー渡辺勝市ー滝春之助ー後藤英男でして、
特に目をかけてくれた渡辺勝市氏の強い遺留により一旦は残留を決めましたが、
1970年3月3日に「明主様御神靈御復活ヲ其身ニ受ケ給フ」体験を経て独立することになりました。

本書ではその他にも取り上げたいエピソードがたくさんあるのですが、
(岡田茂吉が乗っていたキャデラック、竹内孫一郎(竹内崇元)氏など)
そちらはそれだけで一つの記事になりそうですので別途アップさせていただきます。

①タイトル
『谷元先生 求道と伝道のご生涯』上巻

②著者・編者
救世神教資料集成委員会

③出版社
救世神教

④出版年月
2016年8月

⑤サイズ
四六判

⑥頁数
327頁

⑦目次
はじめに 管長 後藤崇比古
第一章 祖父江の頃
 祖父江
 芝居
 泰山木
 饂飩屋
 魁
 夕映
 失敗
 行商
 塩鮭
 碁盤
 蕎麦
 演説
 肺病
 神縁
 神軍
 湯気
 鳶
 霊夢
 退学
 御面会
 吉日
 旅立
第二章 伊勢路の布教
 車窓
 白塚
 方言
 魚の骨
 祈念
 閃光
 回帰
 巡り合い
 同志
 二個の卵
 講習会
 江戸橋
 雨上がり
 夜行列車
 雪道
 山室
 三百円
 畦道
 一身田
 橋向
 名刺
 転居
 宗教
 窪田教導所
 金閣寺
 刈り入れ
 邪神
 割り箸
 高鍋
 会長
 白刃
 懊悩
 金縛り
 氷解
 来復
 球場
 山桜
 昇格
第三章 教会設立
 御神殿建設
 結婚
 神宮
 桟敷
 排水路
 夜汽車
 昌和クルーザー
 伊吹山
 御帰天
 五光教会
 焼岳
 灰皿
 腕時計
 新生
 三誓
 視線
 布教
 奉納演芸
 浄霊
 お世話行
 包容力
 発展
 喜び
 伐採
 三倍化
 教会建設
第四章 熱海時代
 熱海
 推戴の辞
 桃山寮
 桧の香
 静坐
 至福
 光の渦
 友人
 曲折
 雌伏
 生命
 思索
 研修会
 時刻表
 団体参拝
 セミナー
 歎異抄
 新製品
 理事
 義憤
 チロリン村
 美術勉強
 大黒様(一)
 大黒様(二)
 大黒様(三)
 新春
 決起
 奉仕
 苦悶
 邂逅
 道縁
第五章 新たな道を
 落胆
 朝日
 恩愛
 小丹神社
 教会創立十周年
 話し方教室
 立直し
 五十光教会
 浄霊力
 キャデラック
 梅花
 読書
 煙草
 変遷
 修学旅行
 神示
 天玄郷
 大聖救世みろく大黒天神
 御墨付
 春巡る
 救世会館
 訣別
 十国峠
 十二段家
 道
 碧雲荘
 錦の御旗
 御復活
 再決起
 御経綸
谷元先生略年譜

イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)

コメント

  1. ウエちゃん より:

    この本は、まだ購入は可能ですか?

    • HIRORO HIRORO より:

      コメントありがとうございます。
      おそらくまだ販売中ですが、「しんせん」さまでしか購入できないと思われます。

  2. ウエちゃん より:

    返信ありがとうございます。
    因みに、お値段の方はどの位しますでしょうか?
    できれば、上下巻欲しいのですが、
    以前、母の姉から上巻を読ませて頂くことがあったのですが、その時に見た限りではお値段の記載が無かったようにお見受けしました。

  3. ウエちゃん より:

    ミロクコミュニティ救世神教
    聖地・神恩郷に母と行ってまいりました。
    『谷元先生 求道と伝道のご生涯』を購入することができました。
    ありがとうございます。
    親戚の方に会えたり、石の道を裸足で歩いたりと感動の連続でした。
    谷元先生のお墓にあった『谷神不死』の石板、御堂の石垣もすごかったです。
    今度は、春に桜を見に行こうと思ってます。

    • HIRORO HIRORO より:

      無事にご購入できたとのことで何よりでございます(^^)
      ホントに庭園は素晴らしいですね!
      私が訪問した際はあいにくの天気でして、
      石の道を歩くことはできませんでしたが、
      色々とご案内いただきとても感激しました。
      私もまた行きたいです!

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