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世界救世教 教祖伝編纂委員会『東方之光』(@岡田茂吉文庫)

岡田茂吉文庫
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こんにちは、HIROROです。

今回は岡田茂吉文庫の第十一弾としまして、
世界救世教 教祖伝編纂委員会『東方之光』上下巻を取り上げます。

本書は岡田茂吉生誕100年を記念して1981年に発行されました。
HIROROの手元にありますのは普及版(翌1983年に刊行)でして、
1981年版は株式会社メシアニカゼネラルが印刷・発行していますが、
同社は1983年3月に株式会社エムオーエー商事に社名変更したため、
普及版の方はエムオーエー商事の印刷・発行となっています。

上巻では岡田茂吉の生誕から立教まで、下巻は立教から昇天までを取り上げています。
あとがきにて「伝記物に見られがちなフィクションは避け」とあるとおり、
歴史学的な手法を用いながら記された本書は、教団内に残された資料や
信者や教団外の人々にも聞き取りを行うなど、重厚な調査に基づいています。

発行されて40年が過ぎようとしていますが、
正直なところ本書を超える岡田茂吉自伝は無いと思います。
数ページ毎に写真が挿入されていまして、
また難読漢字にはフリガナが振られています。
一般の方でも読みやすい内容となっていますので、
既に読まれた方も多いかもしれませんが、
是非ともお手に取ってみてください。

文句のつけどころが無い本書ではございますが、
敢えて数点指摘させてもらいますと・・・

完全な編年とはなっていないので事項によっては時代が前後している
特に下巻の一五~一七章は突如挿入された感がある(編集者のご苦労は痛いほどわかりますが)
全体的な統一感は得られているものの項目や章によって若干テイストが異なっている

と、重箱の隅をつつくような内容で申し訳ないですが、
気になった点を挙げさせてもらいました。

他の世界救世教から刊行された書籍と読み比べますと、
「ああ、この箇所は〇〇先生が書かれたんだな」
というのが何となくわかります(笑)

①タイトル
『東方之光』上巻・下巻(普及版)

②著者・編者
世界救世教 教祖伝編纂委員会

③出版社
エムオーエー商事

④出版年月
1983年6月

⑤サイズ
四六版

⑥頁数
上巻:433頁 下巻:735頁

⑦目次
(上巻)
題字<世界救世教 教祖 岡田茂吉>
教祖論文
 東方の光
 私物語
  序文
  私の神秘
  私は神か人か
 神人合一
 二十一世紀
 本教の誕生
 悲劇を滅する
 天国は芸術の世界なり
 自然農法の原理
『東方の光』に寄せて<世界救世教 教主 岡田斎>
『東方の光』刊行のことば<世界救世教 総長 川合輝明>
一 誕生
 1 世のあけぼの
  (1)新しい時代
  (2)橋場
  (3)一家の暮し
 2 家系
  (1)曽祖父
  (2)祖父母
  (3)両親
二 少年のころ
 1 小学校の七年間
  (1)当時の学校制度
  (2)寺子屋式の私塾
  (3)名門校への転校
 2 少年期の思い出
  (1)下町の子供たち
  (2)貧しい人々
  (3)二人の老人の話
三 青年時代
 1 明と暗
  (1)東京美術学校
  (2)闘病の明け暮れ
 2 新しい出発
  (1)日本橋・京橋・築地
  (2)蒔絵の習熟
 3 向上への努力
  (1)黒岩涙香と萬朝報
  (2)哲学の学び
四 実業の道
 1 独り立ち
  (1)父の死
  (2)小間物商「光琳堂」
  (3)結婚
 2 卸問屋「岡田商店」
  (1)商いの拡張
  (2)商品の開発
 3 岡倉天心をたずねて
 4 母の死
 5 病苦遍歴
五 順風満帆
 1 飛躍
  (1)三越との取り引き
  (2)「旭ダイヤモンド」の発明
  (3)合理的な経営
  (4)北槇町のころ
  (5)映画館経営
 2 尽くす心
  (1)無償の愛
  (2)正義感
六 回心
 1 打ち続く苦難
  (1)取り引き銀行の倒産
  (2)妻と子の死
  (3)再婚
 2 第二の誕生
  (1)救いを求めて
  (2)株式会社設立
  (3)経営挫折
  (4)復興への努力
  (5)ふたたび信仰へ
七 見神
 1 神命の自覚
  (1)神秘の探求
  (2)神声
  (3)見真実
  (4)相次ぐ神秘
  (5)神霊研究に没頭
 2 立教への胎動
  (1)文芸活動
  (2)東京布教
  (3)神の証し
  (4)神業専一
八 天啓
 1 日本寺参拝
  (1)乾坤山・日本寺
  (2)参拝行
  (3)黎明の証し
 2 天啓の意義
  (1)夜昼転換
  (2)新文明の夜明け
  (3)浄霊の確立(その一)
  (4)浄霊の確立(その二)
 3 救人一路
  (1)一布教師として
  (2)書画による救い
九 救世の道
 1 神機到来
  (1)内外の嵐
  (2)新宗教弾圧
  (3)応神堂開設
 2 立教のそなえ
  (1)千手観音像
  (2)善言讃詞
  (3)規約作成
  (4)仮発会式
 3 草創期の先達
(下巻)
一〇 立教
 1 光の宗教
  (1)「大日本観音会」発会
  (2)獅子吼
  (3)観世音菩薩と光の玉
  (4)機関紙の刊行
 2 飛躍発展
  (1)自観荘進出
  (2)『日本医術講義録』発刊と講習
  (3)お守りの揮毫
  (4)観音講座
一一 雌伏一〇年
 1 玉川郷
  (1)新本部の発足
  (2)社会の注目
 2 弾圧
  (1)「大日本健康教会」発会
  (2)「大日本観音会」解散と療術禁止令
  (3)大宮事件
  (4)第一次・玉川事件
 3 弾圧下の神業
  (1)「観音百幅会」と「富士見亭」
  (2)治療活動
  (3)光を求めて
 4 懐手
  (1)第二次・玉川事件
  (2)奇蹟の書画
  (3)「会食会」の名のもとに
 5 時を待ちつつ
  (1)家庭生活
  (2)自然農法
  (3)鉱山経営
  (4)各地への旅行
 6 忍従の日々
  (1)『明日の医術』発刊
  (2)仮の姿の救済活動
 7 「九分九厘」
  (1)敗戦の予言と疎開の勧め
  (2)大戦の末期
一二 新生日本
 1 玉川から箱根、熱海へ
  (1)聖なる地へ
  (2)神山荘と東山荘
  (3)監視
  (4)終戦
 2 大発展
  (1)「日本観音教団」発足
  (2)社会の見る眼
  (3)C・I・Dの捜索
一三 進展充実
 1 創造と破壊
  (1)「世界救世教」発足
  (2)熱海大火
 2 法難
  (1)発端
  (2)家宅捜索
  (3)留置
  (4)頭脳の拷問
  (5)神人合一の自覚
  (6)判決、組織改正
一四 聖地造営
 1 箱根・神仙郷
  (1)天国の雛型
  (2)観山亭
  (3)萩の家
  (4)日光殿
  (5)山月庵
 2 熱海・瑞雲郷
  (1)工事の始まり
  (2)神の計らい
  (3)梅園、つつじ山
  (4)救世会館
  (5)水晶殿
 3 熱海の諸施設
  (1)東山荘
  (2)清水町仮本部
  (3)咲見町仮本部
  (4)碧雲荘
 4 建設の槌音
  (1)建設奉仕隊
  (2)庭造りと職人
一五 美の殿堂
 1 美術品の蒐集
  (1)美術の学び
  (2)出入りの美術商
  (3)蒐集の苦労
  (4)美術品の集まる理由
  (5)海外流出を防止
 2 箱根美術館竣工
  (1)建設
  (2)開館
 3 相次ぐ来館者
  (1)一変した社会の目
  (2)内外の識者
一六 趣味、嗜好
 1 映画
  (1)映画の思い出
  (2)赤い靴
 2 芸能
  (1)俳優
  (2)浪曲
  (3)名人の思い出
 3 登山
  (1)アルプス紀行
  (2)奥日光紀行
 4 衣、食
  (1)和服と洋服
  (2)食事のさまざま
 5 江戸っ子と伊勢屋
一七 神業宣布
 1 日常生活
  (1)分刻みの神業
  (2)日課
 2 面会
  (1)面会の起源と変遷
  (2)光を受けて
  (3)献上
 3 浄霊
  (1)愛の浄霊
  (2)浄霊法変わる
 4 著作活動
  (1)単行本
  (2)歌集
  (3)機関紙
  (4)口述
  (5)活字による浄霊
 5 揮毫
  (1)筆だこ
  (2)印刷機のように
  (3)新案「墨すり器」
 6 生け花
  (1)花への愛
  (2)「花による天国化運動」
一八 巡教
 1 講演会開催
 2 関西巡教
  (1)初の巡教
  (2)平安郷
  (3)法隆寺
  (4)最後の巡教
 3 海外布教
  (1)『アメリカを救う』
  (2)第一の布石
  (3)愛に包まれて
一九 散花結実
 1 教主降臨
  (1)神定めの浄化
  (2)メシヤ降誕仮祝典
  (3)水晶殿と光の柱
  (4)待望の藤壺
 2 昇天
  (1)衝撃の知らせ
  (2)涙の奉仕
  (3)葬送
二〇 永遠の生命
 1 神人在茲
 2 遺託に応える
あとがき
略年譜
索引

イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)

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