スポンサーリンク

分派教団シリーズ⑰(教団紹介:救いの光教団)

分派教団
スポンサーリンク

こんにちは、HIROROです。

今回は久しぶりに分派教団シリーズです。
第17回目は救いの光教団さまを紹介します。

同教団は元々神成教会(大沼光彦会長)でして、一元化の際、
当初64教会の一元化認証を進めようとしていましたが、
1972年8月にこの神成教会が離脱したため、
63教会での認証に切り替えた経緯があります。

分派独立以降、大沼祐子氏が代表者(光守)を務められましたが、
先日(令和4年5月18日)代表を退かれまして、木村泰彦氏が引き継ぎました。
木村氏は大沼姓に改め(大沼泰彦)、新代表の呼称は「会長」となりました。
(教団機関紙「神威」2022年7月号より)

以前の記事でもお伝えしました通り、同教団はYouTubeチャンネルもありまして、
毎月の祭典の様子を見られるのは大変貴重です。
個人的には善言讃詞が岡田茂吉在世時の文言でお唱えしていることや、
御神体が中央に「大光明」、中央上部に岡田茂吉の御尊影(写真)、
向かって右側に観音様、左側に大黒様がお祀り
されていることが興味深いです。

現在、教団五十年史を作成中とのことですので楽しみにしております!

(1)教団名称・法人番号
救いの光教団:6010905000229

(2)教団名称変遷
救いの光教団
※変更なしも当初は神成教会(1972年~1973年)

(3)教団代表歴代
(初代)大沼祐子(1972年~2022年)
(2代)大沼(木村)泰彦(2022年~

(4)教団本部・聖地
神成郷

(5)経典
『神言霊』

(6)新聞/会報
「神成」

(7)美術施設
岡田茂吉博覧館(光臨殿)
須玉美術館

(8)ホームページ
https://sukui.jp/

【参考文献】
『新宗教事典』(弘文堂、1990年)
『新宗教教団・人物事典』(弘文堂、1996年)
『宗教年鑑』(文化庁、各年度)
拙稿「岡田茂吉没後の世界救世教と分派教団」(駒沢宗教学研究会『宗教学論集』第四十一輯)

【過去記事】
分派教団シリーズ①(全体と先行研究の整理)
分派教団シリーズ②(法人番号とホームページ)
分派教団シリーズ③(教団名称の変遷)
分派教団シリーズ④(教団代表者歴代)
分派教団シリーズ⑤(教団本部の呼称)
分派教団シリーズ⑥(教団の経典と新聞・会報)
分派教団シリーズ⑦(教団の美術施設)
分派教団シリーズ⑧(教団紹介:新健康協会)
分派教団シリーズ⑨(教団紹介:救世主教)
分派教団シリーズ⑩(教団紹介:救世真教)
分派教団シリーズ⑪(教団紹介:ミロクコミュニティ救世神教)
分派教団シリーズ⑫(教団紹介:光明みろく会)
分派教団シリーズ⑬(教団紹介:神慈秀明会)
分派教団シリーズ⑭(教団紹介:世界救世教黎明教会)
分派教団シリーズ⑮(教団紹介:東京黎明教会)
分派教団シリーズ⑯(教団紹介:世界救世教会)

イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)

コメント

タイトルとURLをコピーしました