こんにちは、HIROROです。
今回は分派教団シリーズの11回目としまして、
ミロクコミュニティ救世神教(MC救世神教)さまの紹介を行います。
こちらも前回(救世真教さま)同様、一元化の時期に分派離脱しました教団でして、
五光教会会長の後藤英男氏が1970年に独立して誕生しました。
後藤氏は1929年愛知県生まれ、学生時代に結核となるも浄霊で治癒したことを機に、
1945年から三重県津市で布教活動を開始しました。
1956年に五光教会会長に就任、本部の理事などを歴任しますが、
一元化をめぐって教団と対立し独立、救世神教を立教しました。
ホームページやグーグルマップを見ますと、
「天空の庭ミュージアム」、「茶室 光風亭」、「自然農法科学技術研究所」など
関連施設が確認され、過去にお電話&メールで調査させて頂きました際には
岡田茂吉が乗っていたキャデラックが保管・展示されている「御車奉安館」もあるとのことです。
ホームページの画像の無断転載・複製は禁止とのことですので(当たり前ですが^^;)、
是非とも同教団のホームページを見て、目から癒されてください。
(1)教団名称・法人番号
ミロクコミュニティ救世神教:8190005000655
(2)教団名称変遷
救世神教(1970年~2017年)
↓
ミロクコミュニティ救世神教(2018年~
(3)教団代表歴代
(初代)後藤英男(谷元)(1970年~1989年)
(2代)後藤崇比古(1990年~
(4)教団本部・聖地
神恩郷
(5)経典
『神書』、『神教』
(6)新聞/会報
「光明世界」
(7)美術施設
天空の庭ミュージアム
御車奉安館 ※岡田茂吉が乗っていたキャデラックが展示
(8)ホームページ
https://www.kyuseishinkyo.com/
【参考文献】
『新宗教事典』(弘文堂、1990年)
『新宗教教団・人物事典』(弘文堂、1996年)
『宗教年鑑』(文化庁、各年度)
拙稿「岡田茂吉没後の世界救世教と分派教団」(駒沢宗教学研究会『宗教学論集』第四十一輯)
【過去記事】
分派教団シリーズ①(全体と先行研究の整理)
分派教団シリーズ②(法人番号とホームページ)
分派教団シリーズ③(教団名称の変遷)
分派教団シリーズ④(教団代表者歴代)
分派教団シリーズ⑤(教団本部の呼称)
分派教団シリーズ⑥(教団の経典と新聞・会報)
分派教団シリーズ⑦(教団の美術施設)
分派教団シリーズ⑧(教団紹介:新健康協会)
分派教団シリーズ⑨(教団紹介:救世主教)
分派教団シリーズ⑩(教団紹介:救世真教)
イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)
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