こんにちは、HIROROです。
先日古書で大量に購入しました書籍の中に
森川郁三『歌集 孤独のなぐさめ』という本が入っていました。
自費出版で出された歌集がなぜ?と思って内容をみましたところ、
詳細は不明ながら作者の森川郁三氏は世界救世教を信仰していたようで、
(森川氏は岡山在住、歌は歌人・畑和子氏を師事していたようです)
巻末(184~197頁)に教団に献歌して入選した歌や、
教団浄化を嘆く歌などが集録されていました。
(目次の「教団浄化」「熱海瑞雲郷雑詠」「世界救世教春秋大祭」の項)
またその他に「君と旅して」の項にも、「奥津城」や「瑞雲会館」など
世界救世教に関連する用語が使用された歌が散見されます。
森川氏が歌の世界でどの程度著名な方かは不明ですが、
珍しいので岡田茂吉文庫の④として取り上げました。
(④部分的に岡田茂吉・世界救世教について触れられている書籍)
①タイトル
『歌集 孤独のなぐさめ』
②著者・編者
森川郁三
③出版社
森川郁三(木下印刷)
④出版年月
1987年6月
⑤サイズ
B6判
⑥頁数
199頁
⑦目次
孤り生く
四季折折
昭和五十五年から五十八年
昭和五十九年
昭和六十年
昭和六十一年六月迄
被差別部落に生まれて
孤影探勝
亡き父を恋ふ
慈母
君との思ひ出
君と旅して
恋の終りて
吾が短歌につき
梅と桜
太田川四季
教団浄化
熱海瑞雲郷雑詠
世界救世教春秋大祭
あとがき
イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)
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