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川上源太郎『現代を救う岡田茂吉』(@岡田茂吉文庫)

岡田茂吉文庫
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こんにちは、HIROROです。

今回は久しぶりに岡田茂吉文庫(第58回目)です。

投稿頻度が落ちたことに加え、最近はChatGPT
乃木坂46ポケモンgoなどふざけた投稿ばかりでしたので、
そろそろ軌道修正したいと思います・・・^^;

紹介します本は1985年に講談社から出版されました
川上源太郎『現代を救う岡田茂吉』です。

川上源太郎氏は東京女子大学や昭和女子大学などで教鞭をとった社会学者です。
また川上氏自身はクリスチャンですが、なぜ世界救世教に関する本を書いたかについては、
1977年の参議院議員全国区選挙に無所属で出馬し、
その推薦団体の一つが世界救世教だったためです。

なお、選挙結果は日本社会党の田英夫がトップ当選を果たす中(158万票余)、
102名中65位(23万票弱)で落選でした。※当確ラインは58万票

選挙活動の中で全国の世界救世教の県本部や布教所を訪問し「教育講演」を行うため、
事前に岡田茂吉のみ教えが書かれた『天国の礎』を読んだところ感銘をうけたとのことです。

他にも宗教団体からの支持を受けていたようですが、クリスチャンであることを理由に冷遇されたのに
世界救世教からはとても親切にしてもらったことにも深く感謝しています。
ちなみに他の教団は約束していた票を別の候補者に高値で売ったり、
また別教団は川上氏の奥様が国際基督教大学卒業であるからけしからんと追い払ったそうです・・・。

川上氏は1979年にも衆議院議員選挙(東京4区)に出馬したようですが、こちらも落選したようです。

本書の内容につきましては社会学者の川上氏のフィルターを通して
岡田茂吉や世界救世教を解説したもので全般的に好意的に書かれています。
以前紹介しました国会図書館デジタル閲覧可能(要会員登録)ですので、
是非とも読んでみてください!

①タイトル
『現代を救う岡田茂吉』

②著者・編者
川上源太郎

③出版社
講談社

④出版年月
1985年12月

⑤サイズ
四六判

⑥頁数
235頁

⑦目次
Ⅰ 「超宗教」との出会い
 人と人との出会いはけっして偶然ではない
 うぬぼれは、何よりも信仰の敵なのに・・・・・・
 信ずることと行うことをなぜ区別するのか
 我に執着しないこと、それが無我
 「人間を超えるものに頭を下げる人を、私たちは信頼する」
 キリスト教と仏教についての、するどい共感と深い理解
 「宗教臭がきらいだ」とおっしゃる岡田教祖
 献金についてのイエスの言葉
 それは「科学では説明できない快癒」だった
 手のひらから出る「目に見えぬ光」とは
 すべての癒しが神の賜物
 心をゆさぶる、生命感に満ちた言葉
Ⅱ 「夜昼転換」の啓示
 暗黒の夜の時代から明るい昼の時代へ
 飽食の時代に生きる人々の”心の貧しさ”
 現代文明に対する科学者たちの疑問
 地球は一つの巨大な生命体だ
 陽から陰へのターニング・ポイント
Ⅲ 手に宿る不思議な力
 手には不思議な力が宿っている
 病気や失敗は幸福になるための”浄化作用”
 浄霊法は、神の光を取り次ぐ神聖な行為
 キルリアン写真が明かす人間の”エネルギー体”
 超常現象をひき起こすものは何か
 浄霊の原理を科学する
Ⅳ 現代教育が忘れているもの
 岡田教祖の教育思想の根本にあるもの
 「取越し苦労と過越し苦労するな」
 宗教教育とは美の教育でもある
 「みっともない」という言葉に潜むもの
 日本人にとって真偽・善悪の基準とは?
 「少年よ、大志をいだけ」はリアリズムの声
 なんのために、誰のために学ぶか、をいつも考える
 「ウラ」を見て病むから「うらやむ」のだ
 模範やお手本に近づこうとする訓練の大切さ
Ⅴ 美は、宗教と科学を結ぶ
 私たちの魂は、気高い芸術によって向上する
 「持った手が震えるような、そういう芸術品を」
 立春のよき日に届いた「紅白梅図屏風」
 海外に買い取られる寸前だった「樹下美人図」
 花による天国化運動ー華道山月
 科学と宗教の間に「芸術」がある
 不潔で醜い都市には、もう我慢できない
 宇宙から見た地球はほんとに美しい、だが・・・・・・
 「緑」が人間の意識や行動に与える影響
 潤いに満ちた人間性の回復を
 生活環境の快適性をさす言葉「アメニティ」
 日本の使命は、美を通して全人類に貢献すること
 地上天国は実現不可能な夢ではない
Ⅵ 現代医療への警告
 健康状態を正しく表現する言葉ー「加減」
 ストレスが関係する現代病の数々
 「原因不明の病気」の裏にあるもの
 南北戦争が精神身体医学誕生のキッカケに
 世界的に評価の高い「森田療法」の考え方
 感謝の気持が自然治癒力をたかめる
 現代医学は風邪の予防や治療も正しくできない
 薬害の危険を警告してやまなかった岡田教祖
 日本が世界有数の薬消費国である訳
Ⅶ 世界に広がる自然農法
 化学肥料と農薬が土を殺す
 「リンゴはできるだけ皮を厚くむいて食べなさい」
 人間は濃縮された有害物質を食べている
 苦難のなかで生まれた「自然農法」
 「土は意志と想念をもっている」
Ⅷ 幸福への道
 すべてがボヤけている時代のなかで・・・・・・
 人はこうして攻撃的になったり自閉的になったりする
 人に物をあげるのが好きな人は幸福ではない、なんて
 自分の欲望のままに子供を”食べてしまう”母親たち
 「神の愛」と「人の愛」を知る人
 道元禅師のいう「喜心、老心、大心」
 日本人の心はせまくなってきた
 人と人とのあいだに「生きた調和」を
Ⅸ 生命を躍動させよ
 この世にあるすべてのものには生命が
 自我とはメロディーのようなもの
 つねに「生の躍動」による創造が行われている
 信仰に徹した人は、平凡な普通人のように見える
 笑わなくなった人は、活動力や善良さを失う
 上村松篁画伯が聞かれた「自然の声」
 現代の危機とは、生命の発展が阻害されていることだ
あとがき

イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)

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