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分派教団シリーズ㉒(※番外編1:浄霊医術普及会/救世神道光友会(救世観音道光友会)/世界浄霊会)

分派教団
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こんにちは、HIROROです。

分派教団シリーズですが、一応前回の世界救世教聖光教会さまで終了予定でしたが、
諸事情により取り上げられなかった以下の教団/団体につきまして、
番外編としまして順々にご紹介してまいりたいと思います。※他に気づいたら追加するかもです

・浄霊医術普及会/救世神道光友会(救世観音道光友会)/世界浄霊会
・大夲光之道
・宗教法人慈永堂
・メシヤ教復興推進教団
・結ノ和(むすひのわ)
・救いの三本柱(三救)
・ヒーリング・レイ
・一般社団法人浄霊ヒーリング協会/株式会社みろくてらす

今回ですが、浄霊医術普及会/救世神道光友会(救世観音道光友会)/世界浄霊会を取り上げます。
こちらは世界救世教進々教会光友会支部長であった野澤明一氏が
1956年に世界救世教から独立して浄霊医術普及会を設立しました。

浄霊医術普及会は宗教団体ではなく任意団体でして、
その中に宗教部門の救世観音道光友会(1973年に救世神道光友会に名称変更)があり、
また1983年には政党・世界浄霊会も設立し参議院選挙に比例代表で出馬しました(全員落選)。

参議院選挙の政見放送では浄霊をしながら公約を述べていました^^;
著作権が微妙ですがYouTubeでも見られます。

こちらは今メディアでよくお見かけします塚田穂高氏が
著作『宗教と政治の転轍点―保守合同と政教一致の宗教社会学』(花伝社、2015年)にて
詳細に取り上げていらっしゃいますので、是非ともそちらをご覧になってください。
(後日、岡田茂吉文庫でも取り上げさせて頂きます)

なお、この浄霊医術普及会ですが調査時に代表電話に何度も電話しましたがつながらず、
また目黒区にあったとされる本部は現在宅地となっていますので(グーグルマップで確認)、
すでに主だった活動は無くなったものと考えられます。

(1)教団名称・法人番号
浄霊医術普及会/救世神道光友会(救世観音道光友会)/世界浄霊会

(2)教団名称変遷
浄霊医術普及会

(3)教団代表歴代
(初代)野澤明一(1956年~1999年)

(4)教団本部・聖地
日月地(ミロク)亭

(5)経典
『光友経典』

(6)新聞/会報
「光友」

(7)美術施設
なし

(8)ホームページ
なし

【参考文献】
『新宗教事典』(弘文堂、1990年)
『新宗教教団・人物事典』(弘文堂、1996年)
『宗教年鑑』(文化庁、各年度)
塚田穂高『宗教と政治の転轍点―保守合同と政教一致の宗教社会学』(花伝社、2015年)
拙稿「岡田茂吉没後の世界救世教と分派教団」(駒沢宗教学研究会『宗教学論集』第四十一輯)

イラスト:きーろ様(Twitter*@ki_ro_iroiro)

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